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『書く仕事がしたい』レビュー&webライターの仕事・メリットデメリットとは?

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超人気ライター佐藤友美さんの著書『書く仕事がしたい』を読みました♡書くことで生活をしたい、しっかりとした収入を得たいと考えている人は読んで損なしの1冊です。また、副業として人気のwebライターのお仕事について、実体験をもとにメリット・デメリットをご紹介します。

目次

『書く仕事がしたい』のここが面白い!

書く仕事がしたい
佐藤友美

『書く仕事がしたい』は、ライターとして、書き手としての誇りやどこに魅力を感じているのかがダイレクトに伝わってくる本です。仕事の取り方や、編集者との付き合い方、記事を書くときの視点など実際に業界にいるからわかる情報もたくさん載っていて、ライターの仕事をリアルに感じることが出来ます。

表紙にも記載がありますが、「文章を書く技術」ではなく「仕事をとる技術」を中心に書かれているのが特徴!

書き方が「文章のお手本」

まず、最後まですらすらと読めます。自分もこんな文章が書けるようになりたい!と思わずにはいられない”わかりやすい文章”のお手本です。

すごく読みやすいんですよ。過去にライター講座を2つ受講していますが、とにかく“わかりやすい文章”で書きましょうと言われるのですが、これがむずかしい。

実際に書いてみると、中学生くらいの人が読んでも読める文章にするのがむずかしい。

わかりにくい表現を、わかりやすくリライトするのがむずかしんです。

でもね、この本は違う。この厚さの本だったら途中で挫折したり、飽きる人って出てくると思うんですよ。でも最後まで、すらすら読める。アレ?って思って読み返すような文章も、言葉がつっかえることもない。

まさに、文章のお手本なんですよね~。

ライターをしている人は共感

でね、けっこう笑っちゃうんですよ。

真剣な話から、思わず吹き出してしまうような話まで載っています。

例えば、締め切りの話。ライターのお仕事と切っても切り離せないのが、締め切りです。締切日までに納品しないといけません。だから、出来が悪くても、もう少し頑張ればなんとかなりそうだとしても、締切日に必ず提出する必要があるんですね。

その時の心情話とか、最高に面白い!

わかるーーーって共感する部分がいっぱい♡

ライターにも種類がある

ライターと一口に言っても種類はさまざま。コピーライター、ルポライター、専門ライターに分けられるし、その中でも紙媒体でやるのかweb媒体でやるのかと分かれます。

この本は「ルポライター」や「専門ライター」の話を中心に書かれています。ちなみに、ルポライターとは、取材をもとに文章を作成するライターのことです。

年齢や生活に合わせた働き方についても触れられていて、自分がどんなライターになりたいか、どのように働いていけるのかを具体的に想像できる内容も魅力♡

専属webライターの魅力

副業でwebライターをやりたい人ってたくさんいると思います。私もその1人でした。

でもwebライターの世界ってよくわからないと思うんで、実体験をもとに簡単に仕事内容やメリットデメリットなどをご紹介します。

私は現在美容webメディアで、委託契約を結び、専属ライターとしてお仕事をもらっています。

専属ライターは仕事が途切れないのがメリットですが、自分の名前(ライターネーム)を出して活動しているわけではないので、収入が低いというデメリットも。

ただ、自分の書いた記事で炎上したり責任を問われるのは、初心者向きではないと考えたので、現在の働き方に満足しています♡

満足している理由は3つ

  • 編集さんが訂正点を必ずライターに確認してから記事公開となる
  • 記事作成マニュアルがある
  • 私の文章技術が上がるようアドバイスをくれる

これ、重要です。

まず、納品した記事を勝手に訂正して公開されてしまうのは、意図が異なる可能性もあるので、ライター的には避けたいと思っている人が多いハズ。

また、記事作成のマニュアルが決まっているのもやりやすく感じます。メディアのターゲット層をはじめ、決まっているのと決まっていないのでは書きやすさが段違い。

先輩ライターの文章が上手く、尊敬できるのもポイント。たまに厳しい言葉もありますが、ライターとして成長を感じます。

社外の人間だから納品さえすればいいんですけど、「一緒にメディアを盛り上げられたらいいな」という気持ちを持てるようになったのも、社員さんたちの声かけが上手いからだなと感じています。

webライターのメリット・デメリット

最後に webライターのメリット・デメリット もご紹介。

〈メリット〉

  • 在宅でできる
  • 育児との両立が可能
  • 好きな時間に作業ができる(締め切りに間に合えばOK)

〈デメリット〉

  • オン・オフの切り替えが難しい
  • 動かない・人と話さない
  • 休みがとりにくい(休みの概念)

在宅ゆえに、どこでもできちゃうのが最大のメリット!時間に融通が利くので、友達とランチに行ったり、学校行事にも必ず参加できます。

育児との両立が可能と書きましたが、定時に上がる仕事であれば本業との兼業も可能かなと思います。

在宅で作業ができることで、動かず、人と会ったり話さないのがデメリット。会社が営業時間中はほとんどメールでやりとりをしているのですが、人が恋しい~(笑)

誰にも監督されていないので、起きたままどすっぴん&パジャマで作業しててもOKだし、おやつも食べ放題。

自分との闘いに勝てる人は向いていますし、人と話すのが苦手なタイプの方も、ぴったりかもしれません♡

それから最大の悩みがオン・オフの切り替えが難しいこと。常に仕事のことを考えてしまうんですよね。なるべく切り替えられるよう、いろいろ試していますが難しい!

それから、福利厚生がしっかりした会社員ではなく、フリーで働くということを意識しなければいけません。

受注しただけ収入は増えますが、受注数が減れば収入も減ります。

ちなみに私は、筆が遅く、受注数がこなせなくなり減らしてもらっているという…。

まとめ:ライター必読!「書いて生きる」 がリアルになる本♡

じつは、「書いて生きる」ことを考えたことがありませんでした。

でもこの本を読んで、著者の佐藤友美さんがそこまで魅力を感じている「ライター」のお仕事で生きることに、とても興味が湧きました。

空いた時間を有効活用したいと思って始めたこの webライターという仕事ですが、性に合っているのか、面白く感じているんですね。

もう、1か月前に書いた文章が下手だと感じられるくらい、書き続けることでライティング力が上がることを実感できるし、先輩ライターさんの文章を読んで、自分の文章は“まだまだ”だなと感じます。

私にとって、人生で一番面白いのは、夢中な時。

だから、わからないことや、上手くなりたくて試行錯誤してる今が面白いんですよね。

この年齢だと、会社で働き続けていればいいポジションにいたかもしれません。人によっては、私のことを恥ずかしい人だなと思っているかもしれません。

でも、敢えて初心者になることが、なんかいいんですよね~。努力すれば伸びる、今の状況が楽しくって仕方ない♡

自分のやってみたかったことができるのは、パパが誠実に働いているからこそ。

パパには、感謝しかありません。

そこを意識しつつ、これからのライフスタイルを考えるいいきっかけになる本でした。

在宅ワークに欠かせないアイテムたち

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